資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応
当社は、資本効率を意識した経営を推進し、中長期的な企業価値向上を目指しています。
強みのある事業領域における収益最大化、事業ポートフォリオの最適化、成長分野への投資、株主還元の充実および投資家との対話強化を通じて、持続的な成長と市場評価の向上に取り組んでまいります。
強みのある事業領域における収益最大化、事業ポートフォリオの最適化、成長分野への投資、株主還元の充実および投資家との対話強化を通じて、持続的な成長と市場評価の向上に取り組んでまいります。
現状分析・評価
- ROEは、当社が認識する株主資本コスト8.5%程度を上回る一方、PERは業界平均を下回る水準で推移
- 資本効率の向上と持続的な成長による企業価値向上を図るとともに、開示内容及び投資家との対話の充実を促進
業績・ROEの推移
- 営業利益率は30%程度で推移し、営業収益の規模拡大に伴い営業利益も伸長
- ROEは、特別損失の計上やタイ証券事業における貸倒引当金繰入額の計上※1など一時的な影響で低下した時期があるものの、概ね当社認識のCAPMに基づく株主資本コスト8.5%※2を上回る水準で推移
- ※1 2022年12月期は、当社が保有するGMOあおぞらネット銀行株式に係る特別損失計上やタイ証券事業における貸倒金繰入額の計上により最終利益が大きく減少したため、ROEは大きく減少し、PERは大きく上昇
- ※2 CAPMに基づき、リスクフリーレートは10年国債利回り1.82%、市場リスクプレミアムは6.0%を仮定して算出(リスクフリーレート1.82%+β値 1.1 ×市場リスクプレミアム6.0%=株主資本コスト8.5%)
市場評価
- PBRは業界平均の1.2倍を大きく上回るものの、PERは業界平均の13.5倍を下回っており※3、当社の成長性が評価されておらず、このギャップの解消が課題であると認識
- ※3 業界平均PER・PBR:日本取引所グループ 規模別・業種別 PER・PBR(連結)プライム市場・証券、商品先物取引業(2025年12月末)
目標と取り組み
株主資本コスト(8.5%程度)を上回る「ROE20%以上」の安定的な達成を目標に掲げ、①収益力の向上、②資本配分の最適化(キャピタル・アロケーション)、③資本コストの低下に向けた取り組みを推進
① 収益力の向上
- 店頭FXやCFDなど、強みある分野におけるマーケットリーダーとしての地位確立と顧客基盤拡大
- グループ会社共通業務の集約・統合による事業運営の効率化・コスト最適化
- 共通ID「1アカウント」を活用したマーケティングの効率化
② 資本配分の最適化(キャピタル・アロケーション)
- 不採算事業の整理・縮小・撤退
- GMOコイン株式会社の上場による、GMO-FH全体としての資金調達力の強化・多様化
GMO コイン株式会社の株式上場準備に関するお知らせ(275KB) - 成長分野、新規分野への投資
③ 資本コストの低下
- 成長戦略や財務方針等の開示内容の充実と株式市場との対話の強化
- 最低配当水準としてのDOE(連結株主資本配当率)を導入し、株主還元を安定化
ビジョン・成長戦略
テクノロジーの活用余地が大きく、成長性の高い分野に積極的に投資
「No.1プラットフォーム」の創出により、持続的成長を目指す
事業ポートフォリオの多角化