経営方針・戦略
経営方針
当社及び当社連結子会社(以下「GMO-FH」)は、「金融サービスをもっとリーズナブルに もっと楽しく自由に」の企業理念のもと、金融及びインターネットビジネスにおける技術力を競争力の源泉として、すべての人にとって本当に価値ある金融サービスを提供する「インターネット総合金融グループ」を目指しています。
ITの活用とグループシナジーの発揮によって、金融サービスの可能性を広げ、低コストで使いやすい、利便性を追求した圧倒的No.1サービスの提供を通じて豊かな社会の実現に貢献していきます。
経営戦略
GMO-FHは「強いものをより強くする」の方針のもと、収益の柱である店頭FXのさらなる収益力強化を通じて成長原資を確保するとともに、成長を続けるCFDをはじめ、NFT事業やバーチャルオフィス事業など新規事業に投資することで、事業基盤の強化と収益源の多様化を進め、持続的成長を図っていきます。
重点的に取り組む各商品・事業とテーマは次のとおりです。課題と施策については、経営環境及び対処すべき課題に記載しています。
- ① 収益の柱である店頭FXの顧客の裾野拡大と収益力の強化
- ② 成長分野であるCFDの顧客基盤と収益の拡大
- ③ 暗号資産事業の顧客基盤と収益の拡大
- ④ グループ間連携による国内既存事業の収益力の底上げ
- ⑤ 新規事業の開発、新規事業開発体制の強化
なお、GMO-FHが展開する証券・FX事業、暗号資産事業は、経済情勢や市況環境の影響を強く受けるため、業績予想を行うことが困難な状況にあります。そのため、当社は連結業績予想及び収益計画を開示していませんが、経営戦略の進捗状況の参考としていただくため、業績に重要な影響を及ぼす営業指標として、FX取引高、株式委託売買代金、CFD売買代金、暗号資産売買代金、顧客口座数等を月次で開示しています。
月次開示情報- ※文中の将来に関する事項は、2022年12月期の末日現在において、GMO-FHが判断したものであります。
資本政策の基本的な方針
当社は、持続的な企業価値向上を図るために、成長投資とリスクを許容できる株主資本の水準の保持、資本効率の向上、株主還元の充実との最適なバランスを図ることを資本政策の基本方針としています。
GMOインターネットグループのグループ経営戦略
GMOインターネットグループは、「権限の分散」と「グループシナジーの創出」によるグループ経営を志向しています。すなわち、変化の激しいインターネット市場に対応するために、グループ各社は得意とする領域を選び、その領域に重点的に経営資源を投入し、No.1となることを目指し、自立的に経営を行います。そのなかで、GMOフィナンシャルホールディングス株式会社は「金融、暗号資産事業」を担っています。
そして、GMOインターネットグループにおける社是・社訓の総称である「GMOイズム」の共有・徹底を基盤として、グループシナジーを創出しながら成長しています。