問題解決が好きな エンジニア集団の中で 挑戦をつづける日々
Enginner
S. N.
GMOフィナンシャルホールディングス
システム統括部 / FXチーム
新卒で入社した大手信託銀行で不動産ソリューション関連業務に従事後、一念発起しエンジニアの道を志す。WEB系の受託開発会社を経て2023年2月にGMOフィナンシャルホールディングスに入社。趣味は中学から本格的にはじめたハードル走とサウナ。現在もチームを結成し大会に向けて毎週水曜日は必ずハードルを跳ぶ。GMOインターネットグループ第2本社内のフィットネスジム「GMO OLYMPIA」での筋トレも欠かせない。
人生100年時代
好きなことに挑戦しよう
——まずはエンジニアを目指したきっかけとこれまでのキャリアについて教えてください。
大学時代にIT系ベンチャーでインターンをしていた時に、本人が開発者であるとも知らずにボソっと「ここが使いづらいんですよね」と呟いたことがあったのですが「僕がつくっているから、改修するね」という返事が社長から返ってきて、かっこいいなあと思ったことがきっかけです。「このプロダクトは人間が開発しているんだ」ということを肌で感じて、エンジニアになりたいという思いが膨らんでいきました。
大学卒業後、新卒で入社したのは大手信託銀行です。なぜと思われるかもしれませんが、大学で国際政治経済学を学んできたこと、大学の陸上陸技部で学んだチームスキルを活かせるのは金融だと思ったんです。
——全く違う職種からキャリアをスタートさせて、でもやっぱりエンジニアを目指そうと思ったきっかけは何でしょうか?
入社したのがコロナ禍の2020年4月だったので在宅期間が長く、何が起こるのか分からない世界で、この先も信じられるものは何だろうかと思い始めたんです。そんな時にたまたま目にした「人生100年時代」というキーワードが妙に心に刺さって「長い人生。自分は好きなことをやろう」と。どこかで蓋をしていたインターン時代の気持ちが大きくなってきて、心からやりたいのはエンジニアだなと行動することにしました。
それで、信託銀行を退職して1年ほどスクールに通いプログラミングを学んでからWEB系の受託開発会社でバックエンドエンジニアとして仕事をした後に、GMOフィナンシャルホールディングス(以下、GMO-FH)へ入社しました。
——GMO-FHへの入社の決め手と現在の仕事内容を教えてください。
自分のバックグランドを活かすことができるという納得感を持てたことが一番の理由です。ホームページの情報や面接などを通じて、ここでなら金融の知識とエンジニアとしてのスキルを組み合わせて新しい挑戦ができるだろうなと感じました。
もちろんネームバリューがあり安定感があるだろうなというイメージもありましたが、何よりも「誰でもリーズナブルに使える金融をつくろう」というコンセプトが分かりやすい。自分が知っている業界でもトップクラス、No.1のプロダクトがあるという点に惹かれました。基幹ビジネスがあれば今後、様々な新しいことに挑戦できるだろうと思ったところも決め手のひとつです。
現在は、物理的なオフィスを借りなくても事業用の住所を利用できるバーチャルオフィス・サービスを提供する「GMOオフィスサポート」やトレーダー目線に立ったリアルトレード情報プラットフォーム「トレードアイランド」のバックエンドからフロントエンドまで幅広い開発に携わらせてもらいながら、運用も担当しています。
頼れるエンジニアと
一緒に開発できる心地良さ
——入社前に不安に感じていたことはありましたか?
自分の技術力です。入社後に担当することになるプロダクトが分からなかったので、数十万人規模のアクセスに耐えうるサービスの開発・運用を担える技術力が自分にあるだろうかという不安がありました。でも、入社すると要件定義から開発、リリース、運用までの全体の流れを知ることができるように小さなタスクを少しずつ振ってもらって、徐々にレイヤーが上がっていく。そうした小さい階段を用意してもらったおかげで不安は払拭されました。
——小さな階段を用意してくれるというのは、素敵ですね。リーダーや周囲の方はどのようにサポートしてくれているのですか?
本当に詰まった時は助けてくれる。マイクロマネジメントではなくて、様子を遠くから見守ってくれていて、遠出はさせてくれるんだけれども、遠くに行き過ぎると「あ、それ行き過ぎ」という感じで軌道修正してくれるので、自分には合っているなと思いましたね。
——入社前と入社後で何かギャップを感じたことはありますか?
スピードの速さです。大きな会社だろうなと思っていたので、意思決定に時間がかかると想像していたのですが、入社してみると真逆でした。要件を決めてからリリースまでのプロセスの進行スピードが速いなという印象を受けました。
その理由として、開発者と運用者が同じチームでやっていて一体化されていることが大きいですね。それから、新しい技術を含めて最適な技術を選択して開発していることも強みだと思います。みんな新しい技術に対するアンテナが高くて、とりあえず使ってみて取り入れようとするマインドがチームの中にあるのは、とても良いなと感じています。
——チームにはどんなエンジニアの方がいますか?
課題を解決するのにたとえ時間がかかったとしても「今日はできなくても、明日はできるでしょう」という考えのもと、粘り強く深掘りつづけることのできるエンジニアの方が多いですね。みんな、謎解きというか、課題解決が好きなんだと思います。
私自身も好奇心と「これが実現できたらすごいじゃん」という気持ちが原動力になっているところがあって、あえて困難なことに自分から飛び込んで、学びながら課題をクリアしていくのが好きなので、そのような人たちに囲まれて仕事ができるのは心地良いですね。
社会に溶け込む
プロダクトを目指して
——今の仕事のどんなところが面白いですか?
面白いなと感じる瞬間はたくさんあるのですが、まずは要件定義からリリースまでを自分たちの力でできるということがエキサイティングだなと思っています。もちろん外部の方に協力を仰ぐ部分もあるのですが、最初から最後までスピード感をもって自分たちで案件をコントロールしながら対応できるのはかなり良いなと感じています。
コードを書くのも小さい感動がたくさんあって好きですが、特に要件定義をしている時はすごく楽しいですね。
ビジネス部門の人たちがサービスの課題やありたい姿を図に描いて「ここまで行きたい」と示す目的地点まで、どの乗り物に乗ってどうやっていくと良いんだろうかという道筋を考えるのは、最高に面白い瞬間です。
あとは何よりも、自分たちが開発したプロダクトを実際にお客さまが使って「◯◯という機能が追加されている」「使いやすいね」という感想やご意見などをSNSに投稿してくださっているのを見ると、自分たちが生み出したプロダクトが社会に溶け込んでいるのだなと感じられて、とても嬉しいですね。
挑戦を求める人にチャンスがある、
スピード感をもって働ける環境
——Nさんが考えるGMO-FHで働く魅力は何ですか?
大きくは2つあるのですが、まずはGMOインターネットグループというブランドのもと、ベンチャー企業のスピード感や裁量の大きさ、経営陣との距離の近さがある環境で働けること。プロダクトが目指す世界観やゴールを、社長やビジネス部門のメンバーと何回もディスカッションできる。ビジネス部門とシステム部門が一体感を持ってプロダクトをつくっているという感覚があります。
2つ目は、各部門にベテランのエンジニアがいて、話しやすい雰囲気をつくってくれているので、分からないことを聞きやすいことですね。今、思い出したのですが、先ほどの質問にあった入社前に不安だったことのひとつに、週5出社という点がありました。前職がフルリモート・フルフレックスだったので朝起きられるだろうかと少し心配していました(笑)。実際に出社してみると、頼もしいエンジニアに色々と聞くことができてジムなど福利厚生施設も充実しているので、出社するモチベーションにもなっています。
——入社を検討されている方にメッセージを。
GMO-FHでは、やりたいことができる——提案しやすい雰囲気もあるし、課題を見つけた人が「やります!」と手を挙げて、オーナーシップを持って新しい仕事に挑戦できる機会がたくさんある会社だと思います。
主体性をもって、色々な角度から「こういう手段もあるのではないかと思います」という提案をしてくれる方と一緒に、より良いサービスをつくっていけたら嬉しいなと思っています。
当記事は取材当時の情報です。
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